私の障がいは小学校入学前からの始まりです。
股関節カリエスで、少しの機関石膏ギブスで固定の後、大した問題もなく学校に通っていましたが、6年生の夏に悪化して股関節固定手術を受け障がいが固定しました。現在65歳ですので50年以上前の話です。右足は10センチ短足ですが靴で補正しています。
障碍者手帳の交付は受けずに生活していましたが、平成8年に事情が有って申請しようとしたところ、障がいの確定時期の証明に大変苦労しました。障がい程度は4級です。
入社数年後、ゴルフ同好会を作ろう、と云う話が出て発足から係わりました。結構器用な方なので、道具を使う運動には自信がありましたが、最初のホールのグリーン周りで行ったり来たりで12打だった覚えがあります。
おいしい空気の中で、素敵な景色を観ながら、楽しく友人と過ごせるのが良いですね。
ゴルフは動きがハードではないので、長く付き合えるスポーツになりました。友人から友人へと交友関係も広くなり、生活の大事な部分を占めています。
特別な工夫は意識していません。右股関節が固定されているので、必然的に左股関節が軸になっている筈です。
最近は不調で、ゴルフが難しくなっているのですが、おそらく年齢が原因で、各関節の可動範囲が狭くなっているのと、筋力が弱っているのに、昔のイメージでスイングしている事が原因かな、と思い始めています。後一つは、基本的には右足には体重は掛けられないのですが、何かの拍子で右に体重が残った時に、右肩が落ちたスイングになるか、それを避けようとして左肩が突っ込んだスイングになることがあります。これはきっと力の入れすぎなのでしょう。
今後、工夫しなければならない処を見つけて、楽しいゴルフプレーを素敵な友人と長く楽しみたいと思っています。
若洲ゴルフリンクスでの障がい者ゴルフ大会でご一緒した方に勧められて、障がい者ゴルフの活動に初めて参加しました。JHGAとは発足からの参加になります。楽しいゴルフを多くの方と楽しめるように、皆さんと一緒に協会の発展に向け微力ですが協力させていただきます。
私にとってゴルフは、今後長くつきあえる大切なスポーツです。
最近遊びに偏りつつあるゴルフから、以前のHDCPに戻れる様に、楽しいプレイだけで無く、真剣なプレイにも取り組んで行きたい。
歩行に障害の有るものにとっては、フェアウェー走行の出来る乗用カートのコースが多くなることを望んでいます。スロープレーは、多くの人に迷惑のかかる行為です。スロープレーと見られがちな障がい者ゴルファーとしては、後続パーティーからその様に見られない為にも、素早い決断でのプレー等で、前の組とは空けない様にすることが大切です。